臨床現場からの意見が推進力(社会保険の動向)

by together!!編集部 日歯の活動 2017年5月30日

日本歯科医師会の社会保険分野では「診療報酬改定への対応」と「行政指導の適正化への取組み」が大きな課題です。 中央社会保険医療協議会(中医協)等の審議会へ、歯科の代表を送りだす唯一の組織として、歯科医療技術の適正な評価を得て歯科界の閉塞状態を打開する方策を日々議論しています。各審議会での診療報酬の議論では、会員の皆様の声を集約し、歯科医院経営の厳しい現状への理解を求めると共に、超高齢社会で歯科医療の果たす役割の重要さを訴え、各方面から評価を得つつあります。

指導問題に関しては、10年前の不祥事で、行政を始めとする関係団体との冷え切った関係の修復に全力で取り組んできました。最近2年間で、指導を行う厚生労働省当局と10回を超える勉強会を開催し、会員の皆様には一定の成果を報告しています。

日本歯科医師会が、歯科医師を代表する組織としての役割を果たすためには、単に業界の代表としての主張ではなく、臨床現場で日々尽力しておられる歯科医師の声に基づいた主張が不可欠であり、そうでなければ国民的な理解は得られません。小泉改革での社会保障費削減政策への対応も例に挙げるまでも無く、我々歯科医師には個人として診療室で果たす責任の他、組織の一員として医療制度を守る責任があります。是非お力を貸して頂きたいと思います。

(日本歯科医師会 : together!! 1. 2015年3月発行. より)

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