室蘭歯科医師会(北海道)

口腔がん検診、行政の委託事業で実施

口腔がん検診

室蘭歯科医師会では平成24年度より、管内3市3町(室蘭市・登別市・伊達市・洞爺湖町・壮瞥町・豊浦町)による委託事業として、3市3町在住の20歳以上の住民を対象に、「口腔がん検診」を実施しています。問診及び視診・触診による一次検診を行い、検診結果は受診者に郵送します。また、一次検診結果、精査結果は各市町及び室蘭歯科医師会でデータ管理されています。

本検診では、検診協力医制度を導入。検診医は道内三大学(北海道大学、北海道医療大学、札幌医科大学)の口腔外科学教授・准教授教授・准教授や病院歯科口腔外科に所属する口腔外科専門医、検診医をサポートする協力医は事前に指定した研修会を受講した会員で、検診医1名、協力医2~3名を1グループとして検診に臨みます。協力医は、日常臨床にフィードバックすることで地域住民の口腔がんの早期発見にも寄与しているとのことです。

本事業は、平成23年度に北海道歯科医師会モデル事業として室蘭市で実施したところ、地域住民からの反響が大きく、平成24年度からは3市3町で予算化されて無料で実施。室蘭歯科医師会は「平成24年度からの3年間で口腔がんは検出されなかったが、前がん病変を検出することで、今後がん化する可能性を考慮すると早期に対応することができ、検診の意義は高い」としています。

(日本歯科医師会:together!!2.2015年8月発行.より)

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