歯科医師会に足りないもの?女性の力+若い力=新しい知能

父が会議で飛び回っている姿を、「何のためにやっているのか?」と横目で見ながら育ってきた。「なぜそんなに歯科医師会の仕事ばかりしているのか?」と学生の時に聞いてみた。すると父は「近い将来歯科界は女性が多くなってくる、お前(私) が歯医者になるくらいだから」と「お前たちが歯医者になった時に歯医者になって良かったと思えるように、その頃は歯科医師会の中も女性の理事や代議員が意見を出しているようになるんじゃないか? 歯科界が男社会ではなく男女が知恵を出し国民の医療を担っていくんだろうな」と……。

卒業して10年、札幌に戻って小児歯科一筋で開業しました。同時に歯科医師会に入会、父が人生をかけてやってきた仕事がどれだけやりがいがあって面白いのか中をのぞきたくなりました。代議員会、総会、講習会、乳幼児健診、支部の理事会に参加し、とにかく参加できるものは参加しました。結果を出すための意見交換、成し遂げると達成感とともにドーパミンが湧いてくる快感を覚えます。同じ会費の私たち女性も声を出して意見を出し要求が通った時の快感を味わいたいと思いませんか?男社会だと諦めないでどんどん参加しましょう。歯科医師のための歯科医師会は会員一人ひとりが参加し日々の診療の矛盾を変えなければならないと思います。

アインシュタインが言いました。

『わたしたちは過去から学び、今日のために生き、未来に希望をもたなければなりません』と。

歯科医師会は国と折衝できる私たち歯科医師にとって大切な窓口です。過去の過ちに襟を但し今日の歯科医療と国民の健康のため、未来の歯科界を担う若い男女の歯科医師に希望と夢のある歯科界にしていただきたいと切に願っております。

庄内 喜久子 先生

庄内 喜久子 先生

昭和60年、日本歯科大学卒。北海道社会保険支払基金審査会審査委員。日本小児歯科学会評議員。日本小児歯科学会認定専門医。日本障害者歯科学会代議員。日本障害者歯科学会認定医。趣味ゴルフ、テニス、食べ 歩き。

(日本歯科医師会:together!!3.2016年3月発行.より)

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