唐津東松浦歯科医師会(佐賀県)

無歯科医の離島で定期巡回診療

佐賀県には離島が7島あり、そのすべてが唐津市にあります。佐賀県歯科医師会では平成25年より、この7島について離島巡回診療、口腔衛生指導を始めました。事業のきっかけは佐賀県より離島診療に必要な機材購入の補助を受けて佐賀県歯科医師会が事業運営の予算化をしたこと。地元である唐津東松浦歯科医師会では、事業の協力要請を受けて唐津市への予算面からの協力要請を開始、平成26年度からは本事業に加え唐津市の事業も加わりました。

   

各島区長との会議、全島民へアンケート、説明から始まった本事業の開始の時点では、佐賀県歯科医師会地域保健部のメンバーと唐津東松浦歯科医師会の有志、佐賀県歯科衛生士会北部支部のメンバーが対応。機材の搬入、現場での設営も人手がかかるため、基本的には歯科医師4名、歯科衛生士4名の8人体制で、一島につき年3回から4回の診療で年間24回出動したとのことです。また、診療は無料で島内の寝たきりの方への訪問診療も実施しました。

平成26年度からは県内各地区で担当を決め、その地区の歯科医師、歯科衛生士の協力の下に運営。「今後の課題は事業運営のための予算確保」としている唐津東松浦歯科医師会は「各島の区長さん、島民の皆様に喜んでいただいていることは言うまでもありませんが、各地区の歯科医師、歯科衛生士がこの事業を通してコミュニケーションを深めることができることが意義深いと感じています」とした上で、「今後も佐賀県、唐津市に予算継続について要請をしていきます」と事業継続に意欲を示しています。

(日本歯科医師会:together!!3.2016年3月発行.より)

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