平成28年度診療報酬改定の概要

by together!!編集部 未分類 2017年8月3日

診療報酬改定は通常2年ごとに行われます。改定率については政府によって決定されます。平成28年度の歯科の改定率は、技術料本体で+0.61%でした。改定の内容については、社会保障審議会の医療部会・医療保険部会で改定方針が示され、これを受け中央社会保険医療協議会(中医協)において具体的項目や点数貼り付けが行われます。中医協は公益代表委員、一号委員(支払側)、二号委員(診療側)の三者構成となっています。日本歯科医師会からは二号委員として1名が参加しています。

平成28年度診療報酬改定における歯科の主な改正点は以下の通り。

 

‥‥‥‥‥‥ 歯科における主な改正点 ‥‥‥‥‥‥

 

●かかりつけ歯科医機能

地域包括ケアシステムにおける歯科医療提供体制構築のため、「かかりつけ歯科医機能」の充実が重点課題とされ、「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」が設定されました。う蝕治療、歯周治療、在宅診療がより評価されました。

●医療連携

  • 周術期口腔機能管理の拡大
  • 栄養サポートチームへの参加を評価

●安心・安全

  • 患者の全身管理・モニタリングの評価
  • 歯科外来診療環境体制加算の評価

●不合理性の解消

  • 歯科疾患管理料等から文書要件の分離
  • 補綴時診断料の装置ごと算定

●在宅医療

  • 在宅医療専門の医療機関の開設承認
  • 歯科訪問診療の拡大評価
  • 在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導
  • 管理料の新設(摂食機能障害を有する患者)

(日本歯科医師会 : together!! 3. 2016年3月発行. より)